金属流動とは、異なる金属同士が摩擦を受けながら、摩耗することなく一方が軟化し柔らかく動き始める現象のことです。
九州大学との10年以上の研究の結果、繰り返し摩擦を受けても一定の摩擦抵抗を保ち続ける「アルミと鋼材」の組み合わせを発見しました。
ミューダムは、刀と鞘のような二重構造の鋼管がスライドする筋かい型ダンパーです。
地震が発生すると、スライド部分でアルミと鋼材の「金属流動」が起こり、地震エネルギーは熱エネルギーに交換され揺れが低減します。
万が一 錆びが発生しても性能に全く影響しません
住宅は人生で最も大きな買い物の一つ。いつまでも安
心して長く住み続けるためには、制震装置に「耐久
性」が求められます。
実大 2 階建住宅の振動台実験では、従来の木製筋かいにミューダム ® を追加 (1 階に 4 本・ 2 階に 2 本 して行った結果、最大の揺れが 80% も低減されました。
適用範囲が広くほとんどの住宅へ採用可能
ミューダム®は、耐熱材の設置空間を確保するために薄型の設計(本体熱さ30mm)となっています。外周壁にバランス良く配置し、偏心によるねじれ倒壊を防ぎます。